仙厓の◯△□
無法、無縫の禅画を読み解く

四六判・並製本 240頁
ISBN4-902116-01-4 C0071
定価 2000円 (+税)
2003年8月発行
紹介

わが国最初の禅寺、博多・聖福寺の住職、仙厓は博多の町人にこよなく愛された。禅画の達人でもあり、千点を超す作品を残している。その人と作品に魅せられた研究の第一人者が、ユーモラスな禅画に潜む数々の謎に挑み、仙厓の足跡を追った。

著者

中山 喜一朗

なかやま・きいちろう
なかやま・きいちろう

1954年大阪市生まれ。東海大学大学院芸術学研究科修士課程修了。福岡市美術館学芸員、福岡市博物館学芸課長を経て現在福岡市美術館総館長。美術史学会・民族芸術学会会員。
著書に『仙厓――その生涯と芸術』(福岡市美術館叢書第2号)『若宮三十六歌仙』(若宮三十六歌仙保存会)『仙厓の〇△□』(弦書房、2003年)。その他論文多数。