産業遺産巡礼《日本編》

A5判/318ページ/並製(カラー272頁・写真600点)
978-4-86329-192-8
定価 2200円 (+税)
2019年7月発行
紹介

身近なまちかどの産業遺産200選
その遺産はなぜそこにあるのか。その価値はどこにあるのか。

◆全国津々浦々さらに海外まで、20年におよぶ調査で巡礼した遺産件数約10000件、写真データは35万点。その中から選りすぐりの212か所をご案内。

◆確かな視点と多様なフィールドワークからとらえた600点以上の写真と平易明快な文が語る〈近代化〉の歴史と現代を重ねて記録した巡礼記の決定版。

目次

《収録した遺産から》
対馬オメガ局送信用鉄塔/碓氷峠煉瓦造アーチ橋梁群/南北大東島と西表島/橋野高炉跡/小岩井農場上丸牛舎/北見郷土館/常田館製糸場施設/とよま明治村/三井化学J工場/帝国麦酒門司工場/エルトゥールル号殉難将士慰霊碑/築地市場など212件

著者

市原 猛志

いちはら・たけし
いちはら・たけし

1979年福岡県北九州市生まれ。九州大学文学部史学科卒。同大学院人間環境学府都市共生デザイン専攻修了。九州大学大学文書館協力研究員、九州女子大学非常勤講師、産業考古学会理事。著書に『産業遺産を歩こう』(共著・東洋経済新報社)、『北九州の近代化遺産』(編共著・弦書房)、『熊本の近代化遺産 上・下』(共著・弦書房)など。