水俣病研究4
水俣病事件研究の最前線

AB判・並製・256頁
ISBN4-902116-55-3 C3036
定価 3200円 (+税)
2006年7月発行

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紹介

1995年10月の政治決着により、水俣病事件は新しい段階を迎えた。事件の真実を掘り起こす作業にとって、その条件が整えられつつある。水俣病の経験を不十分なものとしないためにも、事件を可能な限り多角的にとらえ、水俣病事件研究の最前線を掲載、刊行する研究論集。

目次

特集  水俣病関西訴訟最高裁判決をめぐって  行政法理論からみた最高裁判決の評価(阿部泰隆)/最高裁判決から10ヵ月  川上敏行原告団長に聞く(聞き手:庄野明博)/いまこそ根本的な思考を  水俣病に関する5つの提言(有馬澄雄) 出生前後のメチル水銀曝露をうけた症例の調査(斉藤恒) 水俣病原因工場の暗部〈その2〉(三森信夫) 〈論争〉チッソのアセトアルデヒド廃水処理(岡本達明)     三森論文(「メチル水銀排出量推算の間違いについて」)に対する私たちの見解(岡本達明・西村肇) 〈書評〉津田敏秀著『医学者は公害事件で何をしてきたか』(丸山徳次) 〈資料〉中央公害対策審議会環境保健部会・水俣病問題専門委員会議事速記録(2006年7月発行)

著者

水俣病研究会

みなまたびょうけんきゅうかい

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