紹介
加藤数功、立石敏雄、弘藏孟夫、工藤元平、梅本昌雄、福原喜代男--自然と歴史のすばらしさを広めることに尽力した6人の山男たちの物語。法華院に伝わる『九重山記』全文と現代語訳を初めて収録。
〈本書の主な内容から〉坊がつる讃歌誕生のエピソード/川端康成の来訪と『千羽鶴』の続編『波千鳥』について/やまなみ道路(九州横断道路)はいかにして建設されたのか
なお、編者の二人は「坊がつる讃歌」の作詞者として知られる。
※特装本(上製函入/限定200部/定価3150円〈税込〉)もあります。詳しくはお問合せください(発送は編者の「法華院の会」からとなります)。
著者
松本 征夫
まつもと・ゆきお
まつもと・ゆきお
※「征」の字はつくりに“正”を2つ重ねたもの
昭和4年、北九州市生まれ。九州大学理学部卒業。
昭和44年ヒンドゥクシュ・ティリチミール遠征。日本山岳会福岡支部顧問。主な著書に『九重の自然と歴史』『ヒマラヤの東 カンリガルポ山群』他。
梅木 秀徳
うめき・ひでのり
うめき・ひでのり
昭和8年、大分県九重町生まれ。九州大学文学部卒業。
昭和40年ヒンドゥクシュ・コーイモンディ登頂。日本山岳会東九州支部長。主な著書に『大分の伝説 上下巻』『九重山博物誌』他。