「漂泊の詩人 岡田徳次郎」書評から

(再刊にあたっては)新たに見つかった資料などを加えて大幅に手を入れ、岡田が発表した詩のほとんどを収録している。
破天荒な人生にもかかわらず、五人の話に岡田への温かい思いがあふれているのは、著者の思い入れのせいかもしれない。(西日本新聞/2004年5月30日付)

◇読売新聞(2004年5月9日付)で紹介されました。
河津さんは「前作を読んだ岡田氏にゆかりがあった人から新たな資料が寄せられるなどした。十六年間で蓄積した情報をもとに、さらに深めたいと思った」と新装出版した理由を説明。「岡田氏は文学に打ち込んだ“文学の鬼”という印象。特に詩が素晴らしく、多くの人に読んでもらいたい」と話している。(大分合同/2004年5月20日付)

◇毎日新聞「新刊じゃっく」欄(2004年5月28日付)で紹介されました。

◇産経新聞読書欄(2004年6月13日付)で紹介されました。

◇熊本日日新聞読書欄(2004年6月13日付)で紹介されました。

◇西日本新聞「西日本詩時評」欄(岡田哲也氏・詩人)(2004年6月25日付)で紹介されました。

この本が語るのは、戦中戦後という時代、いかに文学が凛然として文学であったか、また文学と格闘したひとりの男がいかに(世間一般的な意味でなく)幸福であったか、ということである気がしてならない。
 ところどころに挿入されるこの無名詩人による詩が、何よりもそのことを伝えている。ここに描かれる風景や、人と人とのつながりも、過ぎ去った遠く美しいものとして心に残る。(角田光代氏・作家/読売新聞2004年7月4日付)

◇「ダカーポ」読書欄(2004年8月18日号)で紹介されました。

◇「出版ニュース」(2004年8月上旬号)で紹介されました。

◇読売新聞「時評」欄(松原新一氏・文芸評論家 2004年8月24日付)で紹介されました。