「証言台の母」書評より

◇「サンデー毎日」読書欄(2004年7月4日号)で紹介されました。

小説では、父は会社員、母が医師という設定。裁判に打ち込むために退社した父の視線で裁判の経過が描かれる。(略)医療の専門用語が頻出する法廷場面が比較的分かりやすいのは、素人の夫の視点で描かれているからだろう。(読売新聞/2004年6月20日付)

実在する裁判を法廷メモから再現してフィクション化、裁判傍聴業を自称する筆者ならではの手法で展開する。単なる法廷ドラマではなく、描き出されるのは法廷という場に凝縮された、それぞれの人間の生きざまである。(日経新聞/2004年6月21日付)

◇毎日新聞(2004年6月20日付)で紹介されました。

医療と裁判という専門性の高いテーマを的確な論点整理で分かりやすく表現している。(朝日新聞/2004年7月2日付)

◇「出版ニュース」(2004年8月下旬号)で紹介されました。

◇「図書新聞」(2004年8月28日号)で紹介されました。評者は後藤正治氏(ノンフィクション作家)。