弦書房週報 第41号

▶日経新聞2011年8月20日(土)の朝刊別刷プラス1によると、「家族で一日楽しめる道の駅」で、西日本域第3位に「原尻の滝」(大分県豊後大野市)が選ばれています。この滝の近くには近代化遺産が集中しており、『九州遺産《近現代遺産編》』(砂田光紀、定価 2100円)の中で、〈白水溜池・堰堤〉〈沈堕ダム・沈堕発電所〉〈音無井路十二号分水〉〈明正井路一号幹線一号橋〉〈若宮井路笹無田石拱橋・鏡石拱橋〉〈轟橋・出合橋〉の6つが治水利水の産業遺産として紹介されています。九重山群の南側、阿蘇山群の東側に位置することから〈水〉が豊富で田んぼの風景が美しく、散歩がじっくり楽しめます。

▶9月11日(日)14:30から18:30までソラリア西鉄ホテル〈北斗〉で球磨焼酎酒造組合の焼酎案内人による楽しい焼酎講座があります。9月1日までの申し込み。28蔵元の焼酎の試飲会、球磨焼酎を知るためのお話などがあり、受講すれば、居酒屋での焼酎の呑み方が格段に楽しくなります。申し込みの方は、人吉市の球磨焼酎酒造組合案内人事務局(http://www.kumashochu.or.jp/
TEL0966−22−5059)まで。現在、小社では『球磨焼酎《人吉盆地への招待》』という焼酎呑み必読の本を制作中です。

▶2011年11月11日(金)〜11月20日(日)、水俣・白河展が開催。福島県白河市のマイタウン白河(JR白河駅から徒歩5分)で。原発被災地に「水俣」の経験を生かす―がテーマ。『北緯37度25分の風とカナリア』(若松丈太郎、定価 2100円)、『宝子たち《胎児性水俣病に学んだ50年》』(原田正純、定価 2100円)、『なぜ水俣病は解決できないのか』(東島大、定価2205円)、『水俣を見た7人の写真家たち』(桑原史成/W・ユージン・スミス他、定価2205円)

▶9月1日(木)〜9月18日(日)ギャラリーおいし(092-721-6013)にて、野見山暁治展。石橋美術館での展覧会に合わせての個展のようです。福岡・天神・新天町のギャラリーですのでお立ち寄りください。『眼の人・野見山暁治が語る』(北里晋、定価2100円)、『パリ・キュリイ病院』(野見山暁治、定価2100円)

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