FUKUOKA U ブックレット 16
映画にみる韓国と日本
リメイク作品から考える比較文化論

A5判/60ページ/並製
978-4-86329-189-8
定価 680円 (+税)
2019年6月発行
紹介

海を渡って、こんなに変わった!
『泥だらけの純情』『鍵泥棒のメソッド』『リトル・フォレスト』を中心に、韓国の日本映画研究者による映画を通した比較文化論です。日本に原作がある、あるいは日本映画のリメイク作品に対して韓国人はどのようなところに魅力を感じるのでしょうか。また、同じ原作からできた両国の映画を比較してみると果たしてどのようなところが違うのでしょうか。

目次

【目次より】
韓国映画界の現況/日本映画をリメイクした韓国映画の歴史/日韓映画史の始まりの比較/『LUCK-KEY/ラッキー』と/『鍵泥棒のメソッド』/日韓の『リトル・フォレスト』の比較

著者

チョン・スワン

ちょん・すわん

1963年韓国ソウル生まれ。韓国・東国大学映画映像学部教授、早稲田大学大学院博士課程修了。東国大学映画学科で博士号取得。専門は映画学、映画史、日本映画研究。前チョンジュ(全州)国際映画祭プログラマー。韓国・映画振興委員会委員。著書に『アジアの文化は越境する』(共著、弦書房)