対論「沖縄問題」とは何か
沖縄の苦悩が聞こえる

四六判・並製・240頁
ISBN978-4-902116-90-8 C0021
定価 1800円 (+税)
2007年7月発行
紹介

沖縄戦とはなんだったのか、日本復帰という選択、基地依存経済、自立への道、「米軍再編」……。沖縄を代表する団塊世代の論客ふたりが30のテーマで論じあう。
付・対談「沖縄の歴史、国家、自立」

著者

高良 倉吉

たから・くらよし
たから・くらよし

1947年沖縄県伊是名島生まれ。愛知教育大学卒。浦添市立図書館長などを経て、琉球大学法文学部教授(琉球史)。現在、沖縄クエスチョン日米行動委員会日本側座長代行。主な著書に『琉球の時代』『琉球王国の構造』『琉球王国』『「沖縄」批判序説』『アジアのなかの琉球王国』など。共著に『沖縄イニシアティブ--沖縄発・知的戦略』『琉球・沖縄と海上の道』など多数。

仲里 効

なかざと・いさお
なかざと・いさお

1947年沖縄県南大東島生まれ。法政大学卒。季刊雑誌『EDGE』編集長。著書に『オキナワンビート』『ラウンドボーダー』『オキナワ、イメージの縁』、共著に『沖縄の記憶/日本の歴史』『複数の沖縄』など。映画『夢幻琉球・つるヘンリー』共同脚本、2003山形国際ドキュメンタリー映画祭沖縄特集〈琉球電影列伝〉コーディネーター。『コンディションデルタ沖縄』制作。

読売新聞西部本社文化部

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