文学  75件

ことばの遠近法

伊東静雄、森澄雄、野呂邦暢、仲町貞子、井上良雄、山田かん、青来有一、谷川俊太郎、安西均、木下杢太郎、野田宇太郎、近藤芳美……作者と読者とが恊働することによってことばを生きいきと立ち上がらせる「創造的」作品論の試み。

  • A5判・上製・336ページ
  • 978-4-86329-084-6
  • 定価 2300円 (+税)
  • 2013年1月発行発行
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謡曲を読もう

観世流謡曲百番集解説集。
「シテ方も詞章も喜怒哀楽を抑制しつつ、他方でシテ方と囃子方との格闘劇。この虚構とリアリズムの微妙な虚実皮膜の境界線に能の本質があるー」珠玉の言の葉の宝庫・謡曲を文学として読む。能を観る、その下準備に。

  • A5判・208頁
  • 978-4-86329-082-2
  • 定価 1400円 (+税)
  • 2012年11月30日発行
夢野久作と杉山一族

時代を超えて生き続ける夢野久作(1889–1936)。
あの『ドグラ・マグラ』の著者・夢野久作、そして、この作家を生んだ杉山家の血脈を、政財界の黒幕として活躍した父・杉山茂丸(1864-1935)と三人の息子たちを中心に壮大に描く、明治大正昭和の近代史。時代を先取りした発想から生まれた作品、玄洋社とのつながりが深い父・茂丸との葛藤、さらに生涯のテーマ〈自分探し〉の苦悩の源を、ゆかりの地を歩き、縁者に話を聞き、久作らの生きた時代を浮き彫りにする。

  • A5判・並製本・388頁
  • ISBN 978-4-86329-079-2
  • 定価 2800円 (+税)
  • 2012年9月下旬発行
丸山豊の声

医師にして詩人。星雲のような人・丸山豊(1915-89)。いま、その声に耳を傾け、伝えようとしたこと、目ざしたものは何だったのかを山本源太・古賀忠昭・鍋島幹夫・松原新一 が縦横に語り合う。
《丸山豊》軍医としてビルマに従軍、戦後は開業医の傍ら、詩誌「母音」を刊行、谷川雁・森崎和江・川崎洋・松永伍一らを世に送り出した。戦争体験を主題に随筆「月白の道」(創言社)を出版、戦争を生きのびた静かな勇気の書として、今なお読み継がれている。詩人としての長年の業績に対し、平成3年「丸山豊記念現代詩賞」が創設された。

  • 172頁
  • 978-4-86329-073-0
  • 定価 1900円 (+税)
  • 2012年4月下旬発行
アジアの文化は越境する

「お化け」はアジア独自の財産?ヨーロッパに比べて、文化的、社会的、地理的に複雑な「アジア」を日本・韓国・香港・タイの芸術家と研究者らが論じ合った。本書は、ヨーロッパの枠組みでは表現できない怪奇映画、現代文学、現代美術が元来持っている独自性と、グローバル化による相互の情報交流から生まれる類似性などについて語り合う中から、アジアは常に千のアジアとして多様な形態で存在することを具体的に示した。

  • 四六判 168頁
  • 978-4-86329-065-5 C0095
  • 定価 1700円 (+税)
  • 2011年10月発行
この世ランドの眺め

独特の語り口で「人間」を描き続ける作家・村田喜代子には、眼下に広がる世界はどう映っているのか。作家が見てきた景色とは……。意欲的に創作を続ける作家が、子どもの頃のこと、祖母のこと、本のこと、絵画のこと、旅のこと、自然のことなどを綴った珠玉のエッセイ集。「村田ワールド」のエッセンスがたっぷりつまった一冊。

  • 四六判 264頁
  • 978-4-86329-040-2 C0095
  • 定価 1800円 (+税)
  • 2011年6月発行
ラフカディオ・ハーンの英作文教育

2004年(平成16)6月、熊本県立図書館でラフカディオ・ハーンの松江時代(明治23〜24年)の教え子、大谷正信と田辺勝太郎の英作文ノートのガラス乾板約90枚が発見された。そこにはハーン直筆の添削跡とコメントが記されており、教育者としてのハーンを明らかにする一級資料として知られている。ジャーナリストであり、教育者でもあったハーンは日本に、そして日本の若者に何を感じたのか、何を伝えたかったのか。ハーン先生の生徒への思いがガラス乾板からよみがえる。本書ではハーン直筆の添削跡、生徒へのコメントが残るノートを収録、その内容を判読・復元し、日本語訳を付した。テーマは延べ50項目。資料の分析・解説付。

  • 四六倍判(26㌢×19㌢)220頁
  • ISBN 978-4-86329-057-0 C0021
  • 定価 3200円 (+税)
  • 2011年4月発行
〈歌文集〉浪々

著者はかつて「日本読書新聞」と「伝統と現代」を主宰した伝説の編集者。竹内好、谷川雁、吉本隆明、橋川文三、柳田國男など錚々たる知識人たちとの交流をもったあと、出版界を離れ労務者生活を送る。現在は京都在住で、本書は熊本の季刊誌「道標」や東京の同人誌「丁卯」に連載された歌と随筆をまとめたもの。変転する〈旅〉の物語とともに自然と人間の織りなす情景を、豊かにそしてのびやかに綴った歌文集。

  • A5判 150頁
  • ISBN 978-4-86329-053-2 C0095
  • 定価 1905円 (+税)
  • 2011年2月発行
三島由紀夫と橋川文三【新装版】

橋川を師と仰ぐ著者が、両者の著作・発言を精査・渉猟し、この戦後史の謎解明に挑んだ労作評論の新装版。戦後の三島の自死を誰よりも早く予感した橋川と、橋川を「真の知己」と呼んだ三島との共鳴。しかし「戦前」の自己を「罪」とする橋川、「戦後」の人生を「罪」と自ら処断した三島、二人の戦後のベクトルは逆方向へ向かう。なぜかー。話話題の書が新装版として復刊。

  • 四六判 290頁
  • 978-4-86329-058-7 C0095
  • 定価 2200円 (+税)
  • 2011年4月発行
南へと、あくがれる

ふるさとの風に吹かれるように、独特な空気を感じながら旅をする。古今の作家たちが名作の中にしのばせた、日本のやさしさ、美しさ、激しさ、そして人情にふれる旅で、ゆっくり過ごす至福の時間がここにある。漱石、白秋、山頭火、哀浪、牧水……ゆったりしたリズムにのって北国育ちの著者が南国・九州の地へあくがれて行く。

  • 四六判 240頁
  • ISBN 978-4-86329-049-5 C0095
  • 定価 1800円 (+税)
  • 2010年11月発行
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