記録・ノンフィクション  46件

魚と人をめぐる文化史

◆有明海と筑後川から世界を見る比較〈魚〉文化論◆
農耕や川漁を通してみると魚には、農民の魚(「フナ」「ドジョウ」「ドンコ」など)と漁師の魚(「アユ」「エツ」「スズキ」など)がある。それがどうしてなのか、から始まり、川を通して、山へ海へと視点が広がり、魚からみた世界各地の食文化、漁の文化へと話がおよぶ。考古学や地理学の知識も駆使した、日本から西洋にかけての比較〈魚〉文化論。
スズキはアユを求めて川を遡上する。山クジラとは何か。ヤマノカミはどこにいるのか。イイダコは豊饒のシンボルそしてカッパさんよけ。など魚と川や海が好きな読者必読の話題が満載。

  • A5判 224頁
  • 978-4-86329-062-4 C0021
  • 定価 2100円 (+税)
  • 2011年8月発行
日露戦争時代のある医学徒の日記

明治36年(1903)、西洋化の波が日本全国に押し寄せつつある中で、福岡の地に京都帝国大学福岡医科大学が開校した。九州帝国大学が設置(明治44年=1911)される前、一高からあえてこの福岡医科大学へ進学した医学徒たちの目を通して、100年前の近代日本の日常の姿を浮き彫りにした。福岡、東京、岩手、そして西洋世界の風俗、食文化、自然、祭、さらに医学研究や戦争観など庶民の目から見た社会の様子が伝わってくる。

  • 四六判 248頁
  • ISBN978-4-86329-042-6 C0021
  • 定価 2100円 (+税)
  • 2010年7月発行
昭和の仕事

担ぎ屋、唄い屋、三助、隠坊、木地師、ねこぼくや、羅宇屋(らうや)、ポンせんべい屋、よなげや、香具師、門付け、蛇取り師、カンジンどん、まっぽしさん……。放浪詩人・高木護が就いた仕事をはじめとして、近代化、高度経済成長の波の中に飲み込まれ、消えていった昭和の仕事たちを追うことで見えてくる労働の意味と価値。

  • A5判・192頁
  • ISBN978-4-86329-041-9 C0036
  • 定価 1900円 (+税)
  • 2010年6月1日発行
〈写真記録〉 筑豊・軍艦島

韓国、サハリン、筑豊、長崎……戦争と石炭産業の犠牲になった朝鮮人の苦難の歴史。半世紀の歳月をかけて、写真380点とルポで強制連行の全体像に迫る。

  • 菊判・並製・330頁
  • ISBN978-4-86329-033-4 C0021
  • 定価 2000円 (+税)
  • 2010年4月発行
三池炭鉱遺産

三池を撮り続けて50年の元炭鉱マンによる写真誌。日本の近代化を支えてきた産業遺産(二つの竪坑櫓、倉庫、浴室、事務所等)とかつての坑内労働、社宅など失われた風景を写真170点で活写。

  • 菊判・並製・196頁
  • ISBN978-4-86329-038-9 C0026
  • 定価 1900円 (+税)
  • 2010年4月発行
眼の人 野見山暁治が語る

「眼が経験したもの以外は描けない」……画家を志した筑豊での少年時代、画学校の思い出、戦争体験、パリでの暮らし、「無言館」設立への道、出会った人々、そして今。精力的に制作を続ける画家、野見山暁治が88年の人生を自ら語る。滋味あふれる言葉で綴る日本洋画史の同時代的でリアルな記録。西日本新聞紙上での好評連載「野見山暁治聞き書き あとの祭り」に加筆。

  • 四六判・上製・230頁
  • ISBN978-4-86329-027-3 C0071
  • 定価 2000円 (+税)
  • 2009年10月発行
筑前の国学者伊藤常足と福岡の人々

伊藤常足(1774-1858)は現在の福岡県鞍手郡の神職で、本居宣長門下の青柳種信に学んだ国学者であった。『太宰管内志』八十二巻をはじめとする多くの著作を残すかたわら、生涯を過ごした筑前・遠賀郡流域の人々に古典と作歌を指導し、近世の地方文芸史に大きな貢献をなした(その門人には「東路日記」の小田宅子など女性が多くいたことも特徴的である)。
本書はその伊藤常足を中心に、常足と交流の深かった筑前の雅人たち-大隈言道の従兄で俳諧・和歌に親しんだ大隈(熊)言足〈米屋清蔵〉、黒田藩士山路家の人々ら-の生涯や彼らの旅日記、歌集等の翻刻を交えて、近世地方文芸・文化史における市井の人々の残した足跡をたどる。

  • 四六判・並製・272頁
  • ISBN978-4-86329-016-7 C0095
  • 定価 2400円 (+税)
  • 2009年8月発行
太宰府天満宮と定遠館

なぜ、八幡宮ではなく福岡・太宰府天満宮に日清戦争の遺物があるのか。また、その遺物=清国北洋艦隊の戦艦《定遠》の引揚許可を明治政府よりとりつけた小野隆助とはどのような人物なのか。古代の防人、中世の元寇と神風伝説、近世から幕末維新を経て近代の日清戦争までの大宰府の歴史の中で《定遠》の部材を使って“知られざる戦争遺産”定遠館が建てられるまでの由来とそこにこめられた当時の人々の願いを解き明かす。

  • 四六判・並製・176頁
  • ISBN978-4-86329-026-6 C0021
  • 定価 1800円 (+税)
  • 2009年7月発行
とうさん、友だちできたかな

今日も明日も、子どもたちはことばを待っている--福岡市の小学校教員である著者は、25年間、児童たちに毎日詩を書くことを指導している。赴任校は市街地・山間部等多岐にわたる。これらの「詩のノート」に書かれた児童詩から500編を収録、子どもと「作文先生」の心の交流と、子どもたちを取り巻く暮らしのありようがみえてくる類のないドキュメント。

  • A5判・並製・264頁
  • ISBN978-4-86329-018-1 C0037
  • 定価 1900円 (+税)
  • 2009年3月発行
沖縄・九州鉄道チャンプルー

沖縄に鉄道を、九州に特急なは号の復活を願って--。鉄道好きで知られるふたりが、時を忘れて語り合い綴ったよもやま話の数々を、たくさんの写真とともにお届けする味な一冊。
【目次から】歴史を刻んだ特急「なは」号/鉄道を歩く/沖縄鉄道あれこれ/カートレインの駅弁/鉄道考古学は沖縄から/路面電車の出番がきた/駅名で遊ぼーい/ゆいレール沿線観光/沖縄・九州の鉄道唱歌

  • A5判・並製・160頁
  • ISBN978-4-86329-011-2 C0026
  • 定価 1900円 (+税)
  • 2008年12月発行
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