7月10日付の熊本日日新聞に『蘭学の九州』の書評が出ました。
評者は平岡隆二・京都大学准教授。「杉田玄白による『解体新書』(1774年)が蘭学の始まりとした見方が……誤ったイメージであることを鋭く指摘」、「圧巻は、長崎の阿蘭陀通詞・志筑忠雄について取り上げた第四章だ。……これまで謎に包まれていた志筑の「蘭文和訳法」の詳細が鮮やかに解き明かされている」「蘭学のみならず、九州の歴史に関心を持つ方に、強く一読をお勧めしたい一冊である」と評して頂きました。全文掲載させていただきたいほど、うれしいありがたい書評でした。