紹介
戦後70年。鉄道は平和でなければ走り続けられない――判事の眼がとらえた〈昭和〉の世相が甦る。戦前の平和な時代の鉄道、戦争と鉄道、戦後復興における鉄道の復活、高度経済成長と鉄道の発展……鉄道とともに生きた自らの体験をもとに、それぞれの時代の鉄道の姿、人々のようすを回想し、未来についても展望する。鉄道をとおして〈平和〉の意味を改めて問いかける。
【書評等紹介記事】
読売新聞8月11日(木)文化面/武田裕芸記者
目次
【第一列車】昭和生まれの電車少年
【第二列車】敗戦を生きた鉄道学徒
【第三列車】乗り歩きの汽車ポッポ判事
【第四列車】走り続けるトラムおじさん
著者
ゆたか はじめ
ゆたか はじめ
1928年、東京都生まれ。1993年東京高裁長官を定年退職し沖縄に移住。全国の鉄道を完乗した経験をもとに沖縄に路面電車の導入を提唱中。著書に『沖縄に電車が走る日』(ニライ社)など。
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