紹介
「人生はバカンス」を合言葉に、「グリーンツーリズム」と「農泊」発祥の地・安心院(大分県宇佐市)で、25年以上におよぶ試行錯誤を繰り返しながら、農村と都市をむすぶ交流を続けてきた、その実践録。人脈づくりのプロ・宮田静一さんは、ぶどう農家でもあり、日本で初めて「グリーンツーリズム」を提唱した人として知られている。
農村と都市をむすびつけながら、余暇を楽しむとは本来どういうことなのかを「農泊」を通して考え続けている。安心院を訪れた人々の感動の声も収録した、農泊の手引き決定版。
目次
はじめに Ⅰ ドイツ・アッカレンを目指して Ⅱ 農村に泊まるということ Ⅲ 農村と都市を同時に救うバカンス法へ挑む Ⅳ 農泊の極意(農泊を始める方へ) おわりに 安心院グリーンツーリズムの足跡 農泊に関連した用語一覧(五〇音順)
著者
宮田 静一
みやた せいいち
みやた・せいいち
昭和二四年(一九四九)、大分県宇佐市生まれ。日本獣医畜産大学卒業。安心院町の国営パイロット事業で三ヘクタールのぶどう農園を開拓。国土交通省 観光カリスマ百選「農村民泊さきがけのカリスマ」として選定される。NPO法人安心院町グリーンツーリズム研究会会長。NPO法人大分県グリーンツーリズム研究会会長。未来ある村 日本農泊連合代表。著書に『しあわせ農泊 ――安心院グリーンツーリズム物語――』(西日本新聞社、二〇一〇)。
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