花山院隊「偽官軍」事件
戊辰戦争下の封印された真相

264頁
978-4-86329-236-9
定価 2100円 (+税)
2021/10/31発行
紹介

幕末の慶応4年(1868)、討幕へとつき進んだ戊辰戦争の状況下で、九州の幕府領を制圧し諸藩を佐幕から勤王へなびかせる計画を実行するために形成された花山院隊。彼ら勤王の志士たちは、なぜ「強盗」呼ばわりされ、「偽官軍」として葬り去られねばならなかったのか。
 あの赤報隊「偽官軍」事件よりもまえにおこった初めての「偽官軍」事件の真相を、現地(宇佐、日田、天草、周防大島、下関、筑豊・香春)の踏査と史料から読み解いた画期的な幕末維新史‼◆花山院隊事件関係者(66名)名簿付き

目次

第1章 花山院隊事件前史―二豊(豊前・豊後)の草莽たち
第2章 御許山騒動―幕府領 豊前四日市と宇佐御許山
第3章 御許山騒動と周辺諸藩―杵築・日出・中津
第4章 花山院隊事件と九州―幕府領 日田
第5章 天草富岡陣屋襲撃事件―幕府領 天草・長崎
第6章 香春鍋屋騒動―田川郡香春
第7章 花山院隊壊滅―下関・周防大島・室積
第8章 花山院隊事件の残党たち―熊本藩豊後鶴崎
終章  花山院隊事件とは何か

著者

長野 浩典

ながの ひろのり

1960(昭和35)年、熊本県南阿蘇村生まれ。熊本大学大学院修了(日本近現代史)。2020年3月まで大分東明高等学校教諭。著書に『街道の日本史 五十二 国東・日田と豊前道』(共著、吉川弘文館)『ある村の幕末・明治』『生類供養と日本人』『放浪・廻遊民と日本の近代』『西南戦争民衆の記』『川の中の美しい島・輪中』『感染症と日本人』(以上、弦書房)。

弦書房より発行の関連書籍

感染症と日本人
放浪・廻遊民と日本の近代
ある村の幕末・明治
生類供養と日本人
西南戦争 民衆の記
川の中の美しい島・輪中