長崎橋物語
石橋から戦災復興橋まで

208頁
978-4-86329-252-9
定価 2000円 (+税)
2022年6月30日発行
紹介

長崎には日本で最初に架けられた橋が現存する。石橋「眼鏡橋」、鉄橋「銕(くろがね)橋」、鉄筋コンクリート橋「本河内低部堰堤放水路橋」である。また「出島橋」は現存する最古の鉄製トラス橋である。本書は、特異な歴史を歩んだ長崎で、江戸初期から現在まで450年間の橋の建設の歴史を、貴重な写真、絵葉書、設計図とともに、わかりやすく体系的にまとめた労作。
 江戸期の石橋群、外国人居留地建設時の木橋、近代化以後の木鉄混合橋、鉄橋、鉄筋コンクリート橋、戦後の戦災復興橋まで、日本の橋の近代化の縮図としてたどる橋物語‼

目次

第1章 長崎市市街地の川の地理と歴史的変遷
第2章 石橋の時代――近世の橋梁建設
第3章 外国人居留地の建設――木橋の時代
第4章 明治中期――木鉄混用橋の時代
第5章 繁栄を象徴する鉄橋の建設――鉄橋の時代
第6章 鉄筋コンクリート橋の黎明期(明治中期・後期)
第7章 都市を彩る様々な形態の橋――鉄筋コンクリート橋の 発展期
第8章 昭和初期鉄筋コンクリート橋――鉄筋コンクリート橋の確立期
第9章 戦災復興橋

著者

岡林 隆敏

おかばやし たかとし

1947年高知県生まれ。長崎大学名誉教授 工学博士。2003~2007長崎大学付属図書館長。2010~2011長崎大学情報メディアセンター長。
専門分野:橋梁工学(道路交通振動・橋梁維持管理)、文化財の維持管理・修復土木史、近代都市形成史、情報メディア学(長崎大学図書館古写真データベース設計・公開)
主な著書:「広島・長崎の原爆災害」(共著1979岩波書店)「長崎居留地―大いなる遺産」(共著1989長崎市教育委員会)「長崎古写真集―居留地編」(共著1995長崎市教育委員会)「長崎県の近代化遺産」(共著1998長崎県教育委員会)「上海航路の時代」(2006長崎文献社)「創設長崎水道及び第1回拡張事業記録誌」(2011長崎県振興局)「長崎県の橋」(2016長崎橋梁研究会、長崎新聞社)