9月4日(日)からNHKのBSプレミアムで、伊藤野枝の生涯を描いた「風よあらしよ」のドラマ放送が始まりました。全3回。7日(水)に第1回の再放送、第2回は11日(日)の予定です。伊藤野枝を吉高由里子さん、辻潤を稲垣吾郎さん、大杉栄を永山瑛太さんが演じられています。
弦書房で刊行した『伊藤野枝と代準介』の著者である矢野寛治さんは伊藤野枝の縁戚に当り、今回のドラマ制作にも協力しています。
代準介は伊藤野枝の叔父にあたり、野枝が上野高等女学校へ進学するために資金を援助した人物です。代は玄洋社を創設した頭山満の親戚でもあり、玄洋社の金庫番も務めました。頭山は伊藤野枝とも交流があったようです。
当時の時代背景を知るには、弦書房刊の『伊藤野枝と代準介』(2刷)と、頭山満をはじめとする玄洋社の人々を描いた『玄洋社とは何者か』(3刷)を読まれることをおすすめします。併せて好評発売中です!