紹介
比較文学・比較文化研究の碩学が、少年の頃から想像力と精神力を鍛えてくれた書物の数々を177のエピソードで紹介。常に三つの文化圏(日本、西洋、非西洋)に身をおいて、文化の三点測量を重ねてきた著者の豊かで味わい深いエッセイ集。
《本書より》『 家なき子』/『怪人二十面相』/『敵中横断三百里』/杉田玄白『蘭学事始』/柳田國男『清光館哀史』を問い直す/竹山道雄『昭和の精神史』/小林秀雄の戦後/『坂の上の雲』/『星の王子様』/ 江藤淳『アメリカと私』/ミアーズ『アメリカの鏡・日本』他
(著者名の”祐”はへんが”示”のもの)
著者
平川 祐弘
ひらかわ・すけひろ
ひらかわ・すけひろ
※著者名の“祐”はへんが“示”のもの
1931年7月東京生まれ。東京大学名誉教授。
主な著書に『ルネサンスの詩』(沖積舎)、『和魂洋才の系譜』(平凡社ライブラリー)、『小泉八雲 西洋脱出の夢』(新潮社/講談社)、『ラフカディオ・ハーン 植民地化・キリスト教化・文明開化』(ミネルヴァ書房)、『アーサー・ウェイリー『源氏物語』の翻訳者』(白水社)、ダンテ『神曲』(翻訳・河出文庫)、マンゾーニ『いいなづけ』(翻訳・河出文庫)、『竹山道雄と昭和の時代』他多数。
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