『山日記 山懐に抱かれて』重版

7月に発行の『山日記 山懐に抱かれて』(大内美智子・著)が好評につき重版となりました。小社の隣は大きなアウトドアショップで、たまに覗くのですが、実に中高年のお客さんが多い。実際に山に入っても出会うのはおじさま、おばさまがほとんど、しかも皆さんパワフル。圧倒されます。
 そんな元気なおばさまクライマーのお一人、大内さんが20年にわたる山日記をまとめたのが本書です。職場の仲間と、家族と、時には単独行で登った九州の山々、そこで出会った人々や植物、動物との交流がほのぼのと描かれています。掲載されているのは九州内の約50山、各山の簡単なルート、所要時間、現地への交通手段も載っていますので、登山の際の参考にもなるでしょう。
 山の本は私も好きで結構読むのですが、女性の登山エッセイは実は少ないのではないでしょうか。そういう意味でも注目の本書です。読者の方からは「九州主体の“山・自然”随筆は少ないので店頭で直ちに入手しました」、「写真も多く、楽しく読みました」等のご感想を頂いています。

 著者の大内さんは9月の連休ももちろん登山、それも北アルプスに登ってこられたとのことです。いいですね。
[pagelink id=799 item_start=”” item_end=”” rp_title=2 rp_content=3]