大牟田市が石炭産業の歴史を後世に伝えようと製作した記録映画6編が完成、その中の一本「炭都シンフォニー 三池炭鉱からの声」の完成上映会が行われました。元鉱員やその妻、三池争議の関係者ら47人の証言が、近代化の盛衰を象徴する炭鉱の在りし日の姿を浮き彫りにします。監督はドキュメンタリーを多く手がけてきた熊谷博子さん。今後、各地の映画祭などで上映の予定です。
この作品以外に製作された短編「炭鉱電車の走るまち」、中編「炭鉱の声が聞こえる」は、大牟田市石炭産業科学館(大牟田市岬町6-23 電話0944-53-2377)で定期的に上映されます。(「炭鉱電車の走るまち」は毎日、「炭鉱の声が聞こえる」は土・日・祝日上映)