紹介
三池炭鉱を撮りつづけて半世紀。唯一坑内の撮影を許されていた著者が、三池への愛惜を込めてつづる写真による挽歌。厳選された227点のモノクロの世界が、三井三池鉱の労働、暮らし、歴史を鮮やかに映し出す。部外者には撮影が許されなかった坑内労働の写真の数々は、歴史的にも特に貴重な映像。巻末に「三井三池炭鉱史」を収録。(2003年5月初版、6月2刷、2006年11月3刷発行)
※好評につき3刷
※2004年第25回熊日出版文化賞
著者
高木 尚雄
たかき・ひさお
たかき・ひさお
大正12年 熊本県荒尾市生まれ。
昭和21年4月 三池鉱山三池鉱業所入社。四山鉱坑内機械工として働く。
昭和25年3月 四山鉱人事係勤務となる。
昭和33年ごろから平成13年まで三池炭鉱を撮影する。
昭和58年8月 停年退職。
平成15年2月、『地底の声 三池炭鉱写真誌』(小社刊)で第25回熊日出版文化賞受賞。
著書に『わが三池炭鉱–写真記録帖』がある。
弦書房より発行の関連書籍
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