白い瑞鳥記

A5判・並製・168頁(巻頭カラー8頁)
9784863292093
定価 1800円円 (+税)
2020年7月発行
紹介

白いカラスは普通のカラスたちから仲間はずれにされている………
半世紀以上におよぶバードウォッチングで出会った白変した野鳥たち――その知られざるサバイバルの生態に迫る。◆写真100点

目次

白い瑞鳥記 Ⅰ 白くなった珍瑞鳥  〈羽毛の色〉  白烏(灰色のハシボソガラスが三羽も⦅新聞で知る/三年越しの出会い/黒くなれば仲間外れに⦆/翼が白いハシボソガラスが二羽も!/白いハシブトガラス)  亜種ムナジロカワウモドキ?!  白いオオバン  白雀(綿帽子雀/白雀/綿帽子斑雀)  白燕(同じ巣で白い雛が二度も誕生/まだ巣の近くにいた白燕/孤独な白燕)  白いカワラヒワ  セジロセキレイ?!  白鴨(白いマガモの雄/白いコガモの雌/白いカルガモはマガモと番いか?/白いがために狙い撃ちされたカルガモ/白くても元気に生きているカルガモ/白いオカヨシガモと白っぽいオシドリ) Ⅱ 白い瑞鳥  ハクチョウ類(〈最初は白さより鳴き声に注目〉/首環で知ったコハクチョウの生誕地/暖冬で遅れたオオハクチョウの南下/〈倭建命白鳥化成飛翔譚〉)  シラサギ類(鷺山を探索⦅鷺山の危機/地名に刻まれた鷺山/営巣状況調査/その二年後に惨事により消失⦆)  クロトキとクロツラヘラサギ  タンチョウ(日本の象徴/雪原に舞う/〈鶴との異類婚姻譚〉)  〈最も白いツルは?〉  天草でのツル北帰行(〈「鶴」の地名分布と渡りの関係は?〉/天草下島でツルの北帰行を確認/出水平野から天草下島へ)  コウノトリ盛衰記(弥生時代から身近な鳥に/繁殖にちなんだ地名/保護の歴史/大陸からの飛来/人工増殖で放鳥)

著者

大田 眞也

おおた・しんや

1941年、熊本市生まれ。熊本大学教育学部卒業。
現在、さまざまな野鳥の生態観察とその記録撮影、および野鳥の文化誌研究を続けている。
日本鳥学会会員、日本野鳥の会会員。
著書に『熊本の野鳥記』(熊本日日新聞社)、『カラスはホントに悪者か』『スズメはなぜ人里が好きなのか』『田んぼは野鳥の楽園だ』『里山の野鳥百科』『猛禽探訪記―ワシ・タカ・ハヤブサ・フクロウ』『ハトと日本人』(以上、弦書房)ほか。