コラム“晴耕雨読”  600件

第三十一回 石炭と原発、福島・浜通りの一年

三原 浩良 ◆任地は浪江のはずだったが  昭和37年(1962)5月、辞令の勤務地は「浪江」とあったが、福島・浜通りの中心地、平市(現いわき市)を拠点に働くよう指示された。  福島県は宮城、山形、新潟、栃木、茨城と県境を
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第173回 牧水の歌を読みながら

前山 光則  この頃、若山牧水の作品を読んだり関係資料に目を通したりすることが多い。当然いろいろな感想も湧くわけだが、昨夜は有名な「かたはらに秋ぐさの花かたるらくほろびしものはなつかしきかな」という歌にひっかかった。  
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第三十回 駆け出し記者、福島へ

三原 浩良 ◆くるくる変わった初任地  昭和36年(1961)12月、東北本線の福島駅に降りたった。  上野から北に向かう列車に乗るのははじめて、着いたのは夜の八時過ぎだった。駅からの道の両側には除雪された雪がうずたかく
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第172回 五木村へ行く

前山 光則  昨年の12月10日、良い天気であった。俳優の佐々木梅治さん夫妻のお伴をして、仲間たち6人、車2台連ねて五木村へ出かけた。  八代市を出発して人吉経由で球磨川の最大の支流川辺川の谷へ入り、しばらく行くと相良村
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第二十九回 10年に3回転職のはずが……

三原 浩良 ◆「社旗をつけた外車」?  新聞社の入社試験に落ちて、さてどうするか思案していたら、友人を介して窪田章一郎教授から神田の小さな出版社を紹介された。  高校時代から英語のテキストで親しんできた南雲堂の国文セクシ
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第171回 風天の句碑

前山 光則  先月末には、友人2人と共に宮崎県日南市へ泊まりがけで遊びに行った。日南病院に井山忠行氏の大壁画を観に出かけたのが一昨年の5月だったから、2年半ぶりである。日南は好きな町だ。地元の人の案内で鵜戸神宮や飫肥城、
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第二十八回 続「60年安保」のかすり傷

三原 浩良 ◆さまざまの「安保総括」  1960年秋、キャンパスの銀杏が色づくころ、あの安保反対デモの渦巻きが信じられぬほど学内は静まりかえっていた。学内だけではない。街もなんだか落ち着きはらった風情にみえて妙に明るく、
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第170回 妙見祭を観る

前山 光則  祭りは愉しい、と思う。しかし、わたしなどは八代市にもう三十数年住んでいながら、なぜか伝統的な八代神社(妙見宮)の秋の大祭をみっちり見物したことがなかった。それが、今年は千葉県船橋市からY嬢が祭りに合わせて遊
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第169回 ふるさと人吉にて

前山 光則  先月9日、わがふるさと人吉で「ひとよし文学碑めぐり」と題した催しが行われ、案内役を務めた。朝の10時から人吉駅前を歩き出して、球磨川を渡り、川向こうの城址まで12箇所、与謝野寛・晶子夫妻や種田山頭火・宗不旱
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第二十七回 「60年安保」のかすり傷

三原 浩良 ◆「駄作! 引用だけがいい」  さて、早稲田の四年間だが、いったいわたしは何をやっていたのだろう、といまにして思う。記憶の底をさらってもさしたることは浮かんでこない。  下宿を転々とし、寝っ転がって文学書に読
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