美術・芸術・写真 42件
- 〈三池炭鉱写真誌〉地底の声
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三池炭鉱を撮りつづけて半世紀。唯一坑内の撮影を許されていた著者が、三池への愛惜を込めてつづる写真による挽歌。厳選された227点のモノクロの世界が、三井三池鉱の労働、暮らし、歴史を鮮やかに映し出す。部外者には撮影が許されなかった坑内労働の写真の数々は、歴史的にも特に貴重な映像。巻末に「三井三池炭鉱史」を収録。(2003年5月初版、6月2刷、2006年11月3刷発行)
※好評につき3刷
※2004年第25回熊日出版文化賞- 菊判・並製本 268頁
- ISBN4-902116-08-1 C0036
- 定価 2500円 (+税)
- 2003年5月発行
- ヨーロッパ・映画の旅
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あの映画の舞台に一度立ってみたい、と洋画の元宣伝マンがヨーロッパを19回も訪ねて名シーンを追想するロマン紀行。懐かしい洋画の世界が甦る。収録映画427本のビデオ・DVD一覧表を付す。
- 四六判・並製本・256頁
- ISBN4-902116-27-8 C0074
- 定価 1800円 (+税)
- 2003年12月初版、2005年5月2刷発行
- 絵かきが語る近代美術 高橋由一からフジタまで
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油絵に始まる日本の洋画は江戸庶民が育てた。古美術をごっそり持ち出したフェノロサ。東西ふたつの魔王と格闘した岡倉天心。さすが、漱石の絵を見る目。戦争にからめとられた美術史。日本が追放したフジタ、日本を捨てたフジタ……などなど、教科書が決して書かないタブー破りの美術史を語り下ろす。図版も多数収録。
- A5判・並製本 248頁
- ISBN4-902116-02-2 C0071
- 定価 2400円 (+税)
- 2003年8月発行
- 感性の祖形 田中幸人美術評論集
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『感性の祖形 田中幸人美術評論集』表紙昨春急逝した気鋭の美術評論家(前・熊本市現代美術館長)が、現代美術と美術館の行方、民俗と美術について縦横に論じた美術評論集。中原佑介氏は本書序文の中で「この著作集は氷河期に突入しつつある美術館、さらには美術の現在を、独特な視点による批評を通して明らかにしようとした」と述べている。
- 四六判・上製本・296頁
- ISBN4-902116-33-2 C0071
- 定価 2400円 (+税)
- 2005年3月発行
- 九州遺産
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世界遺産「明治日本の産業革命遺産」23施設のうち、九州内の主要な遺産群を収録。八幡製鐵所、三池炭鉱、集成館、軍艦島、三菱長崎造船所などを紹介。
近代という時代を語る遺構のうち101箇所を厳選、美しい写真と共に紹介。幕末から昭和30年代までの時代を映す産業遺産(橋、ダム、灯台、駅、鉄道、炭鉱、工場など)、軍事遺産(飛行場、砲台など)、生活遺産・商業遺産(役所、学校、教会、劇場、銀行など)を詳細にガイドする。地図と見どころガイド付き。- A5判・並製本 オールカラー272頁
- ISBN4-902116-35-9 C0026
- 定価 2000円 (+税)
- 2005年6月初版
7刷発行