風土・民俗  31件

鯨取り絵物語

日本独自の捕鯨文化は近世に最盛期を迎えたが、その後流入した近代捕鯨におされ、現在では痕跡を留めていない。その日本式捕鯨の場面を、特に江戸時代に数多く描き残した“捕鯨図説”の内、最も秀麗な絵巻『鯨魚ラン(かねへんに覧)笑録』をカラーで完全収録(翻刻文を付す)。さらに最も詳細な図説『勇魚取繪詞』と鯨料理の集大成『鯨肉調味方』についても紹介。鯨絵を通じて当時の捕鯨の様子と文化を詳細に解説する。

★NHK教育で「日本くじら物語」放映されました
NHK「知る楽」2009年8月放映は「日本くじら物語」と題して、日本の捕鯨の歴史と現在を解説。本書著者の中園氏も取材に協力しました。

・第1回 「大国に翻弄された町」
・第2回 「捕鯨の精神 今もなお」
・第3回 「鯨食文化の灯は消えず」
・第4回 「くじらは誰のものか」

  • A5判・上製・304頁
  • ISBN978-4-86329-010-5 C0021
  • 定価 3000円 (+税)
  • 2009年1月発行
野の記憶 人と暮らしの原像

50年余のフィールドワークから、消えた民俗、消えかかっている習俗を通じ、共同体の崩壊、日本人の暮らしの現像を見直してゆく。
【目次から】祝い事と弔い事/大地の恵み/野越え山越え/暮らしの歳時記/共同体の温もり/けがれときよめ/ムラやマチの信仰行事/旅する昔話、伝説/生活の語り部たち/炭鉱に生きる

  • 四六判・並製・232頁
  • ISBN978-4-902116-93-9 C0036
  • 定価 1800円 (+税)
  • 2007年11月発行
江戸時代のロビンソン 七つの漂流譚

不慮の海難事故によって鎖国下の日本から外海への漂流を余儀なくされた船乗りたち。その多くは戻ることはなかったが、数少ない日本への生還者たちについては彼ら自身の肉声をもとに記録が残され、その後、人々の間に形を変えて流布することも多々あった。『ロビンソン・クルーソー』研究で知られる著者が、それらの漂流譚の中から7篇を読み解き、江戸時代の原ロビンソンたちのサバイバル物語と異文化体験に光を当てる。

  • 四六判・並製・208頁
  • ISBN4-902116-58-8 C0021
  • 定価 1900円 (+税)
  • 2006年11月発行
石牟礼道子の世界

名作誕生の秘密、水俣病闘争とのかかわり、特異な文体……時に異端と呼ばれ、あるいは長く文壇から無視されてきた「石牟礼文学」。渡辺京二、伊藤比呂美ら10氏が石牟礼ワールドを「読み」「解き」解説する多角的文芸批評・作家論。

  • 四六判・並製・264頁
  • ISBN4-902116-67-7 C0095
  • 定価 2200円 (+税)
  • 2006年10月発行
ニュースの民俗学 東靖晋コラム集

越境するフォークロア--海人、南島、歌掛けから女の酒まで--日々生起するニュースを民俗学から読み解く、毎日新聞連載のコラムから精選140編を収録。そこから時代の古層が浮かび上がってくる。(2006年9月発行)

  • 四六判・並製・240頁
  • ISBN4-902116-65-0 C0095
  • 定価 1500円 (+税)
  • 2006年9月発行発行
不知火海と琉球弧

沖縄、奄美から九州・不知火海域まで、海と人とが作り出す民俗世界を、船に乗り海辺にたたずみ、人々の声を聞きながらペンとカメラで描き出す。
十五夜綱引き、亥の子つき、ミルクガニ、消えゆくヤブサ神、奄美のヒラセマンカイなど脈々とうけつがれてきた文化を現地からレポート。

◆第29回熊日出版文化賞受賞

  • A5判・並製・256頁
  • ISBN4-902116-60-X C0095
  • 定価 2200円 (+税)
  • 2006年7月発行
感性の祖形 田中幸人美術評論集

『感性の祖形 田中幸人美術評論集』表紙昨春急逝した気鋭の美術評論家(前・熊本市現代美術館長)が、現代美術と美術館の行方、民俗と美術について縦横に論じた美術評論集。中原佑介氏は本書序文の中で「この著作集は氷河期に突入しつつある美術館、さらには美術の現在を、独特な視点による批評を通して明らかにしようとした」と述べている。

  • 四六判・上製本・296頁 
  • ISBN4-902116-33-2 C0071
  • 定価 2400円 (+税)
  • 2005年3月発行
品切れです
南蛮から来た食文化

[著]江後 迪子 鉄砲伝来から明治初期にかけて、海を渡って来た食べもの(肉、砂糖、米、野菜、香辛料、お菓子、酒)がどのように食文化として定着し、生活に根付いたのか。江戸時代の古文書を精査し、さらにポルトガル、スペイン、オ
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  • 四六判・並製本・224頁
  • ISBN4-902116-25-1 C0021
  • 定価 1800円 (+税)
  • 2004年10月発行
江戸という幻景

人びとが残した記録・日記・紀行文から浮かび上がるのびやかな江戸人の心性。近代への内省を促す幻景がここにある。

  • 四六判・上製本・264頁
  • ISBN4-902116-21-9 C0021
  • 定価 2400円 (+税)
  • 2004年6月発行
品切れです
〈対談〉ヤポネシアの海辺から

次々にユニークな作品を生み出す海辺育ちの二人が、今は亡き島尾敏雄の作品群を挟んで語り合う。消えてしまった島や海浜の習俗の豊かさ、南島歌謡の息づく島々と海辺の世界を縦横に語り、島尾の代表作『死の棘』の創作の秘密をも解きあかす。巻末に前山光則(作家)による詳細な解説を付す。(2003年5月初版発行)

  • 四六判・上製本 216頁
  • ISBN4-902116-00-6 C0091
  • 定価 1800円 (+税)
  • 2003年5月発行
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