紹介
知っているようで知らないハワイ。いつから、そしてなぜハワイは日本人にとって憧れの地となったのか。戦後は「憧れのハワイ航路」「梅くり植えてハワイへ行こう」「常磐ハワイアンセンター」など歌や標語、レジャー施設にまで溶け込んだ《ハワイ》の実像に迫る。江戸後期にまでさかのぼり周防大島を中心としたハワイへの出稼ぎ者(または移住者)とその末裔たちを訪ねて、交流の歴史とドルがもたらした島の暮らしぶりを克明に描いた労作。(2007年7月)
著者
堀 雅昭
ほり・まさあき
1962年、山口県宇部市生まれ。著書に『戦争歌が映す近代』(葦書房)、『ハワイに渡った海賊たち』『井上馨〈開明的ナショナリズム〉』『靖国誕生〈幕末動乱から生まれた招魂社〉』『鮎川義介〈日産コンツェルンを作った男〉』『関門の近代〈二つの港から見た100年〉』『寺内正毅と近代陸軍』(以上、弦書房)などがある。
弦書房より発行の関連書籍
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中原中也と維新の影 | |
杉山茂丸伝 アジア連邦の夢 | |
炭山の王国 渡辺祐策とその時代 |