紹介
『逝きし世の面影』で、衝撃の江戸の日本人像を描き出した著者が、極北まで至った「近代」の人間崩壊と格闘する知の最前線の7人と江戸文化からアメリカ同時多発テロまでを掘り下げる。近代を超えるさまざまな可能性を模索する注目の対談集。
対談者/榊原英資(経済学)、中野三敏(近世文学)、大嶋仁(比較文化)、岩岡中正(西洋史)、有馬学(近代政治史)、武田修志(ドイツ文学)、森崎茂(思想家)
著者
渡辺 京二
わたなべ・きょうじ
1930年、京都市生まれ。熊本市在住。日本近代史家。主な著書に『北一輝』(毎日出版文化賞、朝日新聞社)『逝きし世の面影』(和辻哲郎文化賞、平凡社)『近代をどう超えるか―渡辺京二対談集』『もうひとつのこの世-石牟礼道子の宇宙』『死民と日常―私の水俣病闘争』『万象の訪れ-わが思索』『預言の哀しみ―石牟礼道子の宇宙Ⅱ』『江戸という幻景』『荒野に立つ虹』『未踏の野を過ぎて』『幻のえにし-渡辺京二発言集』『肩書のない人生—渡辺京二発言集2』『小さきものの近代』(以上、弦書房)『黒船前夜-ロシア・アイヌ・日本の三国志』(大佛次郎賞、洋泉社)『バテレンの世紀』(読売文学賞、新潮社)『原発とジャングル』(晶文社)など。
弦書房より発行の関連書籍
新編 荒野に立つ虹 | |
死民と日常 | |
万象の訪れ | |
もうひとつのこの世 | |
預言の哀しみ | |
幻のえにし 渡辺京二発言集 | |
未踏の野を過ぎて | |
江戸という幻景 |