「ヨーロッパ・映画の旅」書評から

名所案内や名画案内ではなく、一人の映画人としての「活動報告」と著者は言うが、その見方は映画に魅せられ、同時代を生きた人たちの旅の助けにもなる。(日本経済新聞 2005年1月24日付)

名所案内や優秀映画の案内とは違うが、「映画の舞台に実際に立ってみたくて旅に出た」高揚感が伝わる。映画ファンには旅へのロマンを、旅人は映画へといざなう本だ。(朝日新聞 2005年2月4日付)