弦書房週報 第7号(2010.1.8)

新年おめでとうございます。今年も九州から、より具体的な情報を発信していく予定です。よろしくお願いします。

なぜ水俣病は解決できないのか』(2205円)が1月中旬発売になります。最新の情報まで収録した証言録です。水俣病に長く関わり続けてきた人たちの眼を通して、〈社会の病気〉としての水俣病を読み解くための入門書となっています。
→『宝子たち《胎児性水俣病に学んだ50年》』(2100円)『水俣を見た7人の写真家たち』(2500円)

「水俣展「地域とともに患者さんとともに 新日本窒素労働組合60年の軌跡」水俣展が開催されます。水俣市の水俣市婦人会館・水俣学現地研究センター(水俣市浜町3-9-33・水俣市浜町2-7-13)で1月8日(金)~1月21日(木)。詳しくは水俣学研究センターページをご覧ください。

『九重山・法華院物語-山と人』(予価2100円)を刊行準備中です。やまなみ道路建設秘話や「坊がつる賛歌」の由来、坊がつるの「法華院」の歴史と自然など、九重を今日の九重のように有名にした6人の岳人(加藤数功、立石敏雄他)の物語を中心に九重の魅力を集大成した本です。
→『〈山と人〉百話 九州の登山史』(2310円)『決定版 九州の山歩き』(2100円)

3号でお知らせした福岡市美術館での所蔵品によるアートセミナー「黒田清輝を殴った男?! 吉田博」〈2010年1月30日(土)、2月6日(土)の2回連続〉の参加者募集が始まっています。講師は『山と水の画家 吉田博』著者の安永幸一さんです。
応募の詳細などは同美術館のHPの「いま--お知らせ募集」のページをご覧ください。
※会場で『山と水の画家 吉田博』を販売いたします。

(表示定価は全て税込)