◆『九重山 法華院物語〈山と人〉』(予価2100円)が2月中旬発売予定。この本で初公開の、坊がつる法華院に伝わる「九重山記」全文や、やまなみハイウェイ建設秘話、坊がつる貯水池計画阻止運動、九重の魅力を世に広めた6人の山男たち(加藤数功、立石敏雄、弘藏孟夫、工藤元平、梅本昌雄、福原喜代男)の物語など、読みごたえ充分の本です。
→『決定版 九州の山歩き』(2100円)『〈山と人〉百話 九州の登山史』(2310円)『山日記 山懐に抱かれて』(1575円)『山と水の画家 吉田博』(2205円)
◆『江戸という幻景』(2520円、5刷)が売れ行き好調です。若い世代から中高年まで、それぞれの立場で啓発されるようです。
→渡辺氏関連の小社刊行書:『渡辺京二対談集 近代をどう超えるか』(1890円)『アーリイモダンの夢』(2520円)
◆『書物の声 歴史の声』(2415円)の書評から--「右に対しても左に対しても歯に衣着せぬ談論風発の痛快さ、しかもその愛国心は国際派の学識に裏づけられている」(芳賀徹、熊本日日新聞、1月24日付)。「文壇と文学研究のありよう、文献や歴史の解釈などについて繰り広げる批評は、舌鋒鋭く興味深い」(読売新聞〈夕刊〉、1月26日)ラフカディオ・ハーン、アーサー・ウェイリー、ダンテなどの研究でも知られる比較文化研究の第一人者による随想集です。
◆情報を主にお知らせするこの「週報」の他に、新コラムを予定しています。テーマは園芸・畑づくり(?!)。近々開始です。
◆事務所のすぐお隣はアウトドアショップです。冬山用品セールに雪の九重法華院や凍結の滝へのツアー……魅惑の貼り紙だらけですが、忙しい時期ですのでガマンガマンと見ないふり。上記の『山懐に抱かれて』など、小社の本もお取り扱いいただいています。
(表示定価は全て税込)