弦書房週報 第34号

◆1月1日付で、今年の朝日賞の受賞者が発表されました。原田正純氏は水俣病の研究と診察、裁判闘争など、常に最前線でこの巨大な公害病の実態を発信しつづけてきました。それが評価されました。年始にあたりうれしいニュースです。『宝子たち《胎児性水俣病に学んだ50年》』(原田正純、定価 2100円)、『なぜ水俣病は解決できないのか』(東島大、定価 2205円)
◆1月5日(水)〜2月20日(日)、《麻生三郎展―生活と美術展》が京都国立近代美術館で。1月22日(土)には当美術館で野見山暁治さんの講演会があります。『眼の人《野見山暁治が語る》』(北里晋、定価 2100円)、『絵かきが語る近代美術』(菊畑茂久馬、定価 2520円)、『山と水の画家 吉田博』(安永幸一、定価 2205円)
◆3月25日(金)〜5月15日(日)、《青木繁展―よみがえる神話と芸術》が石橋美術館で(久留米市)
◆7月1日(金)〜8月21日(日)、《高島野十郎・里帰り展》が石橋美術館で(久留米市)『野十郎の炎』(多田茂治、定価 1890円)
◆9月1日(木)〜10月16日(日)、《野見山暁治展》が石橋美術館で(久留米市)

(表示定価は税込)