FUKUOKA U ブックレット 22
中国はどこへ向かうのか
国際関係から読み解く

96頁
978-4-86329-235-2
定価 800円 (+税)
2021/10/15発行
紹介

不可解な中国と、日本はどう対峙していくか。経済的、軍事的に大国への道を進み始めた中国。その歩みの変化を米国、東南アジア、欧州との関係史からたどる。中国が世界からどう位置付けられ、これまでにどのような外交が進められてきたのか、そして日本はこれからどのような関係を構築すべきなのか、6人の研究者から学ぶ。

目次

●外から見た中国にどうアプローチするか? 毛里和子
●アメリカから見た中国 佐橋亮
●東南アジアから見た中国 田村慶子
●欧州から見た中国――対立と協調の狭間で 林大輔
●「一帯一路」構想から見た中国の対外関係 伊藤亜聖
●米中対立と揺れる世界 天児慧

著者

毛里 和子

もうり・かずこ

1940年、東京生まれ。早稲田大学名誉教授、第21回福岡アジア文化賞学術研究賞受賞者 
東京都立大学人文科学研究科修士号(歴史学)。主な著書:『現代中国 内政と外交』(2021)『現代中国外交』(2018)『中国政治―習近平時代を読み解く』(2016)『現代中国政治―グローバル・パワーの肖像』(2012)『日中関係―戦後から新時代へ』(2006)『現代中国の構造変動(1) 大国中国への視座』(編著、2000)他

天児 慧

あまこ・さとし

1947年、岡山県生まれ。早稲田大学名誉教授。一橋大学大学院社会学研究科博士課程満期修了。主な著書:『中国政治の社会態制』(2018)『日中対立 習近平の中国をよむ』(2013)『中華人民共和国史』(1999)『現代中国―移行期の政治社会』(1998)『彷徨する中国』(1989)他

伊藤 亜聖

いとう・あせい

1984年、東京都生まれ。東京大学社会科学研究所准教授
慶應義塾大学経済学研究科博士課程修了
主な著書:『現代アジア経済論―「アジアの世紀」を学ぶ』(共著、2018)『現代中国の産業集積―「世界の工場」とボトムアップ型経済発展―』(2015)

佐橋 亮

さはし・りょう

1978年、東京都生まれ。東京大学東洋文化研究所准教授
東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了
主な著書:『共存の模索 アメリカと「二つの中国」の冷戦史』(2015)『アジア太平洋の安全保障アーキテクチャ 地域安全保障の三層構造』(共著、2011)他

田村 慶子

たむら・けいこ

北九州市立大学法学部教授。九州大学大学院博士課程修了。主な著書:『シンガポールの基礎知識』(2016)『多民族国家シンガポールの政治と言語:「消滅」した南洋大学の25年』(2013)『東南アジア現代政治入門』(共編著、2011)他

林 大輔

はやし・だいすけ

1975年生まれ。武蔵野学院大学国際コミュニケーション学部准教授。慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻博士課程修了。主な著書:『東アジアの中の日本と中国 規範・外交・地域秩序』(共著、2016)『戦後アジア・ヨーロッパ関係史 冷戦・脱植民地化・地域主義』(共著、2015)他

弦書房より発行の関連書籍

平成の黙示録「ヘヴンズストーリー」をよむ
変容するアジアの、いま
世界の水辺都市を巡る
かくれキリシタンとは何か
よみがえる夢野久作
日本の俳句はなぜ世界文学なのか
映画、希望のイマージュ
〈未来〉との連帯は可能である。
 しかし、どのような意味で?
考える人・鶴見俊輔
東アジアとは何か
映画にみる韓国と日本
林権澤は語る
香港で文化を創り続ける
琉球沖縄史への新たな視座
日本の映画作家と中国