風土・民俗  31件

天草キリシタン紀行

禁教期にも信仰を守り続けた島の人々の《信仰遺産》が、いま世界遺産を目ざす。
「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」として世界遺産登録をめざす12の構成資産のうち、重要拠点として天草の崎津集落がある。ここは、島原天草の一揆のあと、禁教期にも信仰を守り続けた静かな漁村として最近注目を集めている。この集落の中心が、海に面した崎津教会である。礼拝堂が畳敷きで海の教会として有名だ。本書では、この教会でのミサの様子を特別に収録した他、集落に残る隠れ部屋や家庭祭壇の独特な風情など写真200点を収録。また450年の天草キリスト教史等資料も紹介。完全英訳付き。

  • B5判/104頁/並製
  • 978-4-86329-142-3
  • 定価 2100円 (+税)
  • 2016年10月発行
天草写真風土記

宝の島・天草を撮り続けて15年。日本のふる里のよき姿が焼きつけらた本書。人々の豊かな表情、海や山里の実りある生活、折々の祭りの音など、しみじみと伝わってくる変わりゆくふる里の物語。
〈本書より〉ヒジキ漁/キリシタン墓碑/箱メガネ漁/コッパ干し/奉納相撲/幸木(さわぎ)/虫追い祭り/裸祭り/夕べの祈り 他 

  • A4判変型・上製・126頁
  • ISBN978-4-86329-023-5 C0026
  • 定価 2381円 (+税)
  • 2009年5月発行
飴と飴売りの文化史

砂糖伝来以前から食されてきた「国民的甘味料の原点」とも言われる飴。現在日本各地に昔からの姿をとどめている飴の実食の記録もおりまぜながら、歴史の中でさまざまな変化をとげてきた飴とそれを売り歩く飴売りたちの姿を探る。

  • A5判・並製・190頁
  • ISBN978-4-86329-021-1 C0021
  • 定価 2000円 (+税)
  • 2009年5月発行
ある村の幕末・明治

文明の風は娑婆を滅ぼすー村の現実を克明に記した日記から見えてくる《近代》の意味。幕末期から明治初期へ時代が大きく変転していく中で、小さな村の人々は「近代化」の波をどのように受けとめたか。文化10年(1813)〜明治20年(1887)、驚異的な行動力と筆力で、村の日常、事件、災害、人の往来、小倉戦争、西南戦争、阿蘇一揆などを克明に記録した膨大な日記から浮かびあがる当時の村の素顔。

  • A5判/320ページ/並製
  • 978-4-86329-091-4
  • 定価 2400円 (+税)
  • 2013年7月発行
石牟礼道子の世界

名作誕生の秘密、水俣病闘争とのかかわり、特異な文体……時に異端と呼ばれ、あるいは長く文壇から無視されてきた「石牟礼文学」。渡辺京二、伊藤比呂美ら10氏が石牟礼ワールドを「読み」「解き」解説する多角的文芸批評・作家論。

  • 四六判・並製・264頁
  • ISBN4-902116-67-7 C0095
  • 定価 2200円 (+税)
  • 2006年10月発行
イタリア都市の空間人類学

都市は、モノとしての形態や構造、目に見える景観だけで捉えられるものではなく、人々の営み、地形や場所の意味、記憶、信仰や自然観などと深く関係している。それら「空間人類学」をキーワードに、イタリア都市空間に潜むメッセージを感じ取り、その根源に迫る。
イタリア都市史、建築史の第一人者による、イタリア都市論の集大成。世界屈指の都市空間を明快に読み解く。

  • A5判/448ページ/上製
  • 978-4-86329-118-8
  • 定価 3500円 (+税)
  • 2015年9月発行
江戸時代のロビンソン 七つの漂流譚

不慮の海難事故によって鎖国下の日本から外海への漂流を余儀なくされた船乗りたち。その多くは戻ることはなかったが、数少ない日本への生還者たちについては彼ら自身の肉声をもとに記録が残され、その後、人々の間に形を変えて流布することも多々あった。『ロビンソン・クルーソー』研究で知られる著者が、それらの漂流譚の中から7篇を読み解き、江戸時代の原ロビンソンたちのサバイバル物語と異文化体験に光を当てる。

  • 四六判・並製・208頁
  • ISBN4-902116-58-8 C0021
  • 定価 1900円 (+税)
  • 2006年11月発行
江戸という幻景

人びとが残した記録・日記・紀行文から浮かび上がるのびやかな江戸人の心性。近代への内省を促す幻景がここにある。

  • 四六判・上製本・264頁
  • ISBN4-902116-21-9 C0021
  • 定価 2400円 (+税)
  • 2004年6月発行
FUKUOKA U ブックレット 9
かくれキリシタンとは何か

400年間変わらなかった信仰——現在も続くかくれキリシタン信仰の歴史とその真の姿に迫るフィールドワーク。かくれキリシタン信者は、それまで伝えてきたキリシタン信仰の形を、忠実に継承することしかできなかった。長崎・平戸とヨーロッパを結ぶ信仰の軌跡を追う。

  • A5判/64頁/並製
  • 978-4-86329-127-0
  • 定価 680円 (+税)
  • 2015年10月発行
かくれキリシタンの起源

現在も継承される、かくれキリシタン信仰の全容を明らかにする。「信仰を変容させた信者」という従来のイメージをくつがえし、長年の「かくれキリシタン」論争に終止符を打つ。
20年におよぶ多角的な研究から見えてきたのは、400年前の宣教師たちが日本人の精神と暮らしを理解して創出した「日本人のキリスト教」と、それを禁教の時代にも守り続けるために信者が選択した「信仰並存」という形だった。
250年にわたる禁教時代を越え、400年間変わらず継承された信仰の実像に迫る。

  • A5判/504ページ/上製/【カラー口絵付】
  • 978-4-86329-165-2
  • 定価 4000円 (+税)
  • 2018年3月発行
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