FUKUOKA U ブックレット 27
映画創作と内的対話

72頁
978-4-86329-297-0
定価 800円 (+税)
2024年11月30日発行
紹介

デビュー以来、常に先鋭的な作品を創作し続ける石井岳龍監督が、映画創作や映画 鑑賞における「内的対話」というものの可能性ついて、解りやすく丁寧に時間をかけ て語り尽くす……。「私はなぜ懲りることなく映画を創っているのだろうか」という 問いを通じて映画表現の「根源力」に迫る。

著者

石井 岳龍

いしい・がくりゅう

1957年福岡市生まれ。映画監督。1976年、日本大学芸術学部入学直後に8mm映画デビュー作『高校大パニック』が注目を浴び、長編『狂い咲きサンダーロード』(1980)により日本インディーズ界の旗手と目されるようになる。その後ディレクターズ・カンパニーの設立に参加し、商業映画としては初の単独監督作『逆噴射家族』(1984)によりイタリアの第八回サルソ映画祭でグランプリを受賞して海外でも高い評価を受ける。2006年から2023年まで神戸芸術工科大学教授。他監督作品:『エンジェル・ダスト』(1994)、『ユメノ銀河』(1997)、『五条霊戦記』(2000)、『ソレダケ/ that’it』(2015)、『蜜のあわれ』(2016)、『パンク侍、斬られて候』(2018)、『自分革命映画闘争』(2023)、『箱男』(2024)